2024年1月18日木曜日

なごやギャラクシー

 こんばんは。

一月も、もう後半に差し掛かってきて昨年12月10日のライブから、はや一か月が経ちました。

本当に恐ろしい程、時間が経つのが早いです。


なごやギャラクシーの思い出、まだ余韻でホカホカしているうちにきろくしないと、

という気持ちで、年末年始の慌ただしさが過ぎ去ってから、少しずつここに書き溜めていました。

今回のイベントは、galaxy trainの25周年記念、high sunn (from サンフランシスコ) 来日公演、ophillレコ発という、お祝いが詰まりに詰まった日でした。

この場に出演者としていられたことは本当に光栄でした。


また、私にとっても特別な日でした。

この日アメリカから来日したhigh sunnことJustinとは、以前から親交があり、

私が2015年にGalaxy trainから初めてリリースしたとき同時期に彼も初リリースしました。

レーベルの中で彼が話題の中心になることが多かったので、徐々に彼を知っていったことが初めの接点でした。

私が知ったとき、彼はまだ15歳の少年で、私とは一回りも歳が離れていましたが、その若さみなぎるピュアなエネルギーを、同じ宅録とは思えないクオリティで表現していて、当時の私にとっては衝撃的でした。


もう。希望でしかありませんでした。


音楽をもう少し頑張ってみようと思たのはこの頃でした。


Galaxy trainからの初リリースや周囲の影響もあってか、それから目標が、”宅録の上達”の一つに定まり無我夢中で部屋に引きこもってマイクとパソコンに向かっていました。


当時から、Justinはレーベル界隈の中では若きスーパーヒーロー的存在だったので、彼のSNSを追っては、私生活を覗き込む話題で談笑し合っていました。

例えるなら、好きな音楽を語り合うような、私にとっては、ただただかけがえの無い青春のような時間でした。


それから、また時が経ち、2018年Justinが18歳の頃に、「新しい音源のイラストを描いてくれないか」と、連絡がきたことがきっかけで、さらに交流が深まりました。

イメージなど何度も擦り合わせて完成した絵は、

後にSpirit Goth Recordsからリリースされたカセットテープ”Our Perception”の表紙になりました。

high sunnのリリースに少しでも関わることがてきて、すごく嬉しかったです。

これも、私の一生抱きしめていたい大切な思い出の一つです。


そして今回、様々な想いが詰まった念願のhigh sunn共演も。

日本に来てくれて、会えて嬉しかったです。

夢みたいな現実、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

なんだか、時間の流れを見つめていたら、みんな、いろんなことが変わっているんだけど、

どれも愛おしく思えてきました。

これからも、どんどん変わっていくんでしょうね。


私も。

きみも。

みんな。


ライブの日、ハポンの2階席からステージを覗くと、いつも最前の隅っこで佇むオーナーが印象的でした。


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2023年12月10日(日)名古屋KDハポン

galaxy train vol.46

high sunn

ophill

〈セットリスト〉

1.白い港

2.遠い目をした女の子

3.グラスアーケードの島

4.砂のお城の女の子

5.海の向こう

6.雪の朝








2024年1月7日日曜日

はままつギャラクシー

 こんばんは。 

そして、明けましておめでとうございます。

2024年が始まりましたね。本当、一年はあっと言う間です。

私の音楽活動も開始から11年目となります。

この10年間を振り返ると、本当にいろいろありました。

始めたばかりのまともにギターも弾けない頃のこと、ライブ活動を目一杯やらせてもらった静岡の人たちとの思い出。

宅録を覚えてからの機材と向き合う、半引き篭もり生活。

そして、転居やコロナ禍で外での活動が思うよういかなかった5年間。

そして、再開できた昨年。

なんとか、今日まで火を絶やさずにこれました。

私の音楽を待っていてくれていた方や、関わってくれた方がいてくれたことは、

私にとって希望でした。

活動するためのエネルギーとなってたと思います。

感謝したいです。


そして、やっとです。

最近、私の中で”レンゲ”を見つけた。という実感がわいたような気がしています。

私の夢の中にいるレンゲ。

あなたを、この先もずっと大切に抱きしめて、心に潜めて、生きていきたいと思います。

また、今後のことを少しずつ考え出しています。

次の夢は、どんなでしょうか。

何者なのでしょうか。

ちょっとまた、見つけるのに時間がかかりそうです。


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ではでは、今日の本題

昨年12月3日のライブ、”はままつギャラクシー”について、少し”きろく”したいと思います。

この日、私は特別な思いで向かいました。

だって浜松だもの。

レンゲの欠片を見つけた場所だから。

そこで、街の灯りを見ていた夜のこと。

あの真っ青な空に潮風の混じる空気や、真っ直ぐな海岸線や、平野の景色を見て、私は目まぐるしい日々を、レンゲに捧げてきました。

あなたを見つけたい、あなたを助けたい、あなたを知りたい。あなたを見捨てたくない。あなたの声を聞きたい。あなたを大切にしたい。という思いで、探してきました。

レンゲは、動物、人、もの、空気、どれでもありません。

そういうイメージではなく、

モヤモヤした何かなんです。

でも心のある生き物なんです。

それが、私の描こうとしていた”レンゲ”でした。

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このライブが決まってから、どんなストーリーにしようかな。と考えていました。

浜松の日々のことを懐かしく思いながら、作品を眺めていて、当日、絶対に演奏しようと決めてきた曲がありました。

それは、”静かな果ての小さな鳥/(朗読)静かな果ての静かな丘”です。

この曲、実を言うと、静かな丘(岡)=静岡という、隠れたメッセージがあり、

静岡を愛でる気持ちを込めて、描いた物語なんです。

誰に聞いてもらいたいという訳ではなく、ただ、浜松という場所で、「ありがとう」と言いたかったから。

歌うことができて、嬉しかったです。

歌わせてくれてありがとう。という気持ちでいっぱいです。

ひと月経っても余韻が覚めません。

それくらい、私の心を温めてくれた日でした。

お客さん。共演していただいた皆さん、Galaxy train 。心から、ありがとうございました。


弱くていいんだよ。もう、大丈夫だよ。


「静かな果ての小さな鳥」




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Galaxy Train vol.45

2023.12.3(SUN)  

 Live /

レンゲ 

ryohadano

ミレーの枕子

red go-cart

ophill


DJ /

shiho / and hirano


セットリスト:

1.氷の下の海

2.灯りひとつ

3.弔いの日〜貝殻を拾う少女のお話〜

4.うさぎの子等よ

5.静かな果ての小さな鳥





2023年12月23日土曜日

ギャラクシー25周年






こんばんは。


さてさて

ご報告遅れましたが、 12/3、12/10と

2週連続のライブが終了しました。

どちらも、いまだに余韻を引く、忘れられない日となりました。

なので、どこからきろくしていこうかと悩み、書けないという状況でした。

でも、そういうときにこそ、このプライベート日記が役に立つ場所だと思っているので、

思い浮かぶことをパラパラと書いていこうかなと思います。

とりあえず今の気持ちなんですが、

嬉しい。さみしい。

に尽きます。

ライブまでの1ヶ月は時間の合間をぬって練習を詰める怒涛の日々でしたが、

終わってしまうと、ぽっかり穴が空いたように寂しく感じます。

大抵いつもそんななんですが、今回はなんだか、

絶対的に違うと思うのは、この名残惜しさですかね。

会いたかった人に会えた。

見て欲しかった人の前で歌うことができた。

行きたかった場所に行けた。

ただそれだけなんですが。

それが本当に特別で、嬉しくて、

終わることが寂しかったんです。



2023.12.3(日) at.Tehom in 浜松

共演はryohadano、ミレーの枕子、red go-cart、ophill

盛り上げてくれたDJはShihoちゃん、ヒラノさん

2023.12.10(日)at.KDハポンin 名古屋

共演は、ophill、high sunn


Galaxy trainのレーベルメイトの皆さん、素敵な演奏でした。

見にきていただいた皆さん、

言葉をかけてくれた方、感想を書いてくださった方、

優しいみなさん、本当にありがとうございました。

そして、Galaxy train25周年おめでとうございます。

梅木さん、これまでの全てに感謝します。

今日はひとまず、

また、後日少しずつ、きろくしたいと思っています。

今日は大寒波。

アスファルトがキラキラして、凍っていました。

この季節がやってきましたね。

2023年11月28日火曜日

青い日の記憶

 こんばんは

つい先日、“青い日の記憶-Selected Works- ”をデジタル配信でリリースしました。

これまで作ってきた楽曲の中で、青い日の記憶を一つずつ拾い、並べてみました。

ジャケット画は私が大学生の時の頃に描いた、水彩画です。


私の中の大切な、忘れてはいけない、消えそうで、遠い、果てしなく透明な”青”へ、

願いを込めて。


https://linkco.re/uYGdGVpZ



2023年11月5日日曜日

濃密な日々

 こんばんは。

長く暑さが続いていましたが、やっと朝ひやっとする気候になりましたね。

12月も直ぐそこまできています。

やり残したことを見返す間もなく…

過ぎていきます。



10/15 b-flower 単独ライブ

10/19 wallflower 5年ぶりの再結成ライブ (w/exlovers)

11/4 遊佐未森 35周年記念ライブ


私にとって特別な音楽を目の前で体感してきました。

私が作られてきたある時期、ある過程に、寄り添ってきてくれた最愛なる音楽。

特別な方々のライブを立て続けに観てきました。

全ての回で、それぞれの思いがありましたが、全日本当に素晴らしく言葉では言い表せないほどでした。

ただこれだけは、私の体の中になんらかの影響を及ぼして、今だに私の中が少しずつ変化しているのを実感しているんです。

なんだか、何かが起こる前兆なのかもしれないとも思うほど、凄まじい日々を過ごしてきました。

突然、次々と胸を高鳴らせる感動が集結して訪れて体が驚いているんでしょうか。心身の違和感を感じます。

足元がグラグラするような、「活き活きとする暮らし」が、ひととき垣間見えたくらいで、怖くなってきたのか。

まだ、手をつけられていない、物事が頭の後ろでポッと火を灯して。

「逃げないで」なんて、耳打ちされているような気持ちにもなって…

色々な感情が、湧き上がっているみたいです。

なんとなくヘンなんです。


これは気持ちで言うと、近い表現をするならば、おそらく不安なのですが、

きっと大丈夫。と言える不安です。

「変化は不安」なんですよねぇ。良くも悪くも、まぁ。

良い変化をするんだと信じていられるのは

私は今「幸せ」だ。と感じようとしているからであって。

自分を信じることから、ほんの少しの努力をしている最中のわたしです。



そして。

この前、友達と畑で焚き火をしました。

子供や大人、みんなして火をじーっと見ているこの感じといったら。

夕暮れと同じ火の色を。

みんな、それぞれ何を考えて見つめているんだろうって考えていたら、

自分が何を考えているかすっかり忘れてしまいました。

秋ですね。








2023年10月3日火曜日

exlovers

ずっと悩んでいることなんですが。

 話をするのが本当に苦手で、

説明するのも、意見を言うのも、だめで。

話してと言われたり、話さなければならない場面に直面したりすると、急にプレッシャーを感じてします。

話したいと思って飛び込んでも、しどろもどろ。

自分で納得のいくようには話せないので、なんだかすっきりしない。

だまっていた方が安心してしまう自分。

どうしたものかと。


ほら。大丈夫だって。

誰も見ちゃいないよ…誰か見てくれたよ…と相反する言葉を言い聞かせては。繰り返す。

SNSって難しい。どう付き合っていくべきか悩みます。

ここは誰もいないし、住人は私一人。

私は私のことが一番分からないので、私に問い掛けて、私が返事を考える。

そんな作業をずっと繰り返して、いつか何かが分かるのだろうかと。考え続けています。

今日も今日とて、きろく。


では、最近聴き返したレコードを。

exloversを好きになったのはこの7インチレコードから。 just a silhouetteという曲は20代の私には、とても大人びて聴こえていました。

後発の”moth”というアルバムに比べると、音の荒削りさが聴いて分かるほど、それが心地良く、「手が届きそうで届かない夢。だけど、側にいてくれるような安心感。」のような感覚なのか。

全くの個人的な説明ですが、exloversには、ワクワクさせられてきました。

今度、来日公演があります。10年ぶりのバンド結成ということです。

10/19に大阪へ観に行くのが楽しみです。





2023年9月24日日曜日

言葉は難しいよ

 アクリル絵具のメッセージ


言葉は難しいのねメッセージは

みんな揃って絵を描いている

色のない絵を

言葉の代わりの絵

みんな向き合って分かり合おうとしてる

ここは言葉のない部屋


僕ら一人だけで同じ空見ては

月を描こうとする

輪を輪を輪を

アクリル絵具のメッセージ

色は透き通ってゆく


いつか伝え合えたら


まあるいお月さんの日

みんな集まって願うの

白く光る目は僕らを

繋ぎ繋ぎ繋いでゆく


僕らは舞い上がってゆく


僕らは星になってゆく

みんな手を繋いで

円を描きながら

回る回る回る回って願う


夜空に舞い上がってく

僕ら手を繋いで

白く白くなる目は僕らの心の星さ

願いを言葉を乗せて回る


描きながら回ってゆく回ってゆく


舞ってゆく舞ってゆく






2023年9月22日金曜日

悩む人

 

最近、気付いたことなんですが。

何かに悩んでいることに気付いたんですよね。でも、その悩みがなんなのかよく分からない。

悩みなのか、悩みでないのかが分からないという感じで。

それを見せないように見せないようにと息を止めるように、何かを隠していて。

この得体の知れないものはなんでしょうか。

言葉に頼るから、それをいつまでも見つけられないのかな。

でも言葉に頼りたい。

体だけは正直です。